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五月人形の収納場所は、どこ?
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五月人形は、1年の殆どがしまわれております。
このしまって置く、収納場所はどこにしようか?皆さんはよくお悩みなっております。
収納場所は、一度決めてしまえば、1年づつ移動させていくことはございませんので、ご家庭で一番安心してしまっておけれる場所を選択してくださいね。
一番不適切なところとは、湿気のあるところなのです。
よく高温になるところは、避けましょうとの記載を見かけますが、
「 湿気 + 高温 」が一番良くない収納場所となるのです。
- 温度
カビが、発生しやすいのは20~30℃。特に25℃前後で活発に発生します。但し30℃以上になると発生は衰え始め36℃以上では発生が殆ど止まります。
- 湿度
空気中の水分が多いほどカビは発生します。空気中の相対湿度(RH)が、多くは80%(RH)から生えるカビです。
この条件を連日満たす可能性が高い季節は、梅雨の後半から7月中なのです。
秋には、湿気が無くなりカラっとしてきますので、この季節が一番の天敵な季節ですよね。
このカビの特性を良く理解して五月人形の収納場所を決めていけばよろしいと思います。
最近の住宅は気密性に優れておりますので、特別どこにしまおうが、問題はないと思います。
気密性の悪いお家とは、隙間風が入ってきたりとか?冷暖房の仕組みの悪い家のことを言います。ここ近年では、そのような家自体も少なくなってきておりますので、余り気にするところでは無いように思いますが、一応万全に対応したほうが得策ですよね。
湿気とは、大気中の下の方に貯まりやすいものなのです。
ですので、一階よりも2階にしまった方が安全。
1階でも、襖の下よりも上の方が安全という事なのです。
絶対保管場所にしてはいけない所は、気密性の低い物置小屋。
よく外で見かける後から設置出来る物置は、衣類や五月人形、雛人形の収納場所には適さないのでご注意ください。