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五月人形の部材の配置について
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五月人形を飾ろうと思うんだけど、どんな配置が正解なのか?ちょっと解らなくなってきてしまいました。
これが、右でこれが左・・・?
どれが上で、どれが下なんだろうか・・・?
こんなお悩みにお答えします。
まずは、今の時代一番多く売れている鎧、兜と飾り台、屏風、弓太刀の組み合わせです。
写真のように、本体の五月人形が中央に位置します。後ろには、屏風。
刀の太刀が、向かって右に位置します。弓矢の部分が、向かって左に配置します。
なぜ?このような配置となったのか?
覚え方のポイントです。
五月人形が置かれている場所を武将さんが、着座している場所と考えてください。
いざ!合戦となった場合に、左手で刀の太刀部分を覆い尽くしている木の部分の鞘(さや)を左手で手にして、右手で取っ手の部分の柄(つか)を右手で掴み、刀を抜くのです。
この配置にすることで、いざ!という時には素早く合戦に参加することが出来ますよね。
この武将さんの習わしがそのまま五月人形飾りにという事になって来ているのです。
以外に、刀、弓矢の左右の配置が解らない。という方は具体的な使われ方を理解しながら覚えて頂きますとカンタンかと思います。
こんなエピソード、所以なんかもお子さんに教えて頂くと、お子さんの豆知識も豊富になると思いますよ。
豪華三段飾りの五月人形の配置の仕方
飾った迫力のあるのは、3段飾りの五月人形。
とっても、豪華で立派な飾りです。
しかし、色んな付属品をどこにどう飾ればいいのか?全く解らない。
こんな方がいても、何も不思議ではございませんので、ご安心下さいませ。
刀の手前に、かがり火が配置されます。夜道を歩いている武将の今で言う街灯なのですよね。
一番上の段は、上記で記載しておりますので割愛させていただきます。
以下の中段と下段は、様々な組み合わせや色んな部材で構成されておりますので
お写真の極々一般的なご説明をさせて頂きます。
中段には、向かって左から陣笠(じんがさ) 、陣太鼓(じんだいこ) 、軍扇(ぐんせん)という配列になります。
下段には、向かって左から、 両立ちの吹流し、粽(ちまき) 、瓶子(へいし) ・八足台(はっそくだい) 、柏餅(かしわもち) 、両立ちの鯉のぼりを飾っていきます。
以上が、五月人形の部品の配置の形式となります。
お子さんが喜ぶ三段飾りの五月人形を末永く飾っていってくださいね。
その豪華さでお子さんも喜ぶ笑顔が見られます。